東京スカイツリー
昨年2008年7月「東京スカイツリー」が工事着工し、今日10月30日現在高さ183メートルまで立ち上がりました。
東武鉄道業平橋駅から現場が一望、そのスケールには圧倒されます。
「東京スカイツリー」現場周辺はカメラを持った人々が目白押しですが、絶好の撮影ポイントは周辺の踏査が必要です。
写真は川面に映った「東京スカイツリー」です。
工事概要
設計 日建設計
施工 大林組
見学日 2009年10月30日
工期 2008年7月~2011年12月
地上部 一辺68mの正三角形
各頂点には4本の鋼管柱、
中心にRC造の円筒下には8基の
アイソレーター
工法の特徴
1.鋼管構造
最大径 直径2,300mmx厚100mm、
見える部分は全溶接。
2.リブ付き連壁杭(大林特許)
地中連壁に拡底杭の機械でコッターを
造り引き抜きに対処
3.逆打ち工法
ツリー工区が狭いため、周囲4階建て
の施設を逆打ちで、施工。4階の屋上
をツリーの鉄骨の地組ヤードとする。
4.特殊タワークレーンの製作
おしりの小さいタワークレーン開発。
最大35トンx27m程度 巻き上げ高350m
5.リフトアップ工法 先端部の電波塔約100
mは、ツリーの内部で逆だるま落とし
の要領で製作後、リフトアップで450
m上の第2展望台より、突き出す。
6.スリップフォーム工法
鉄筋コンクリート製の内筒(厚さ600
mm~700mm)は、リフトアップ後
に、煙突を造る要領で、型枠をスライ
ドさせて、工事する。その後制振ダン
パーを取り付ける。
|